10年前に出会った衝撃の言葉
言葉の受け取り方って、人それぞれだよね。
なおが出会った『最高だ!!』って思った言葉のお話
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おはようございます
詩人書家なおです。
10年くらい前に
障害者施設で
お仕事をしていた時の話です。
利用者さんが帰り
数名の職員だけで、
たわいのない話をしながら
毎日の作業をしていた時、
どんな話の流れでそうなったのかは
よく覚えていないけど、
「なおさんところは、上の子と下の子ずいぶんと歳が離れてるのね〜」
って言われました。
(11歳離れています、当時下の子はまだ保育園でした)
これはよく聞かれることで、
別に隠す必要も感じないから
いつも通り、
「はい〜2回結婚してるんで〜」
って答えたわけです。
そこで、
今までの経験上の答えは
大体こんな感じです。
「あらー、大変だったのねー」とか
「そぅう・・・」(言葉に詰まる)
「人生いろいろよねー」
「聞いてごめんねー」
どうやら
『聞いちゃいけないこと』として
扱われているんじゃない?
ってことに薄々は気づいていました・・・
イマドキ、あまり珍しいことでは
ないのだけど、
田舎のおばちゃまたち
(当時、私はまだ30代、一緒に仕事していたのは
ほとんどが50代の方だった・・・)
に、とっては
「タブーなこと」だったのだと思います。
その中で!!
キッツイ厳しめの
(っていうかいつも正論)
ものをハッキリ言うから
敵も多いおばちゃまが、
こう言いました。
「あら〜、2回も結婚してずるいこと〜」
って・・・・・
場は凍りついたんですが、
私としては
すごーくなんていうか・・・
よくぞ言ってくれた!!って
心がふわっとしたんですよね。
そう、私が求めてたのは
こういう言葉だった。
結婚は一度きりだなんて
そんなことはないし、
ビッグダディを見てみれば〜笑
って感じ。
(大家族の父ね)
生死は一度きりだけど、
転職も結婚も離婚も
引っ越しも入学も卒業も
一度だけってわけじゃない。
人生の間で
何度でもチャレンジして
失敗して成長して
その過程があっても
いいわけじゃないですか。
経験しないとわからないことも
あるから、今まで悩んだことを
誰かに経験談として話すこともできる。
だからね・・・
(脱線しそうなので戻る笑)
腫れ物に触るようにするわけでもなく
素直に言葉にしてくれた
その言葉が、
私にとっては最高だった。
でもね・・・
人によって「言葉」の受け取り方って違うんですよね。
「みんな違ってみんないい」なんだけどさ、
(BY金子みすず)
その
「2回もずるいわ〜」を
不快に感じる人もいるし
私のように最高って思う人もいる。
そして・・・
その時はモーレツに不快で
怒りに変化したとしても
時間と共に
その言葉の真意がふとわかる・・・
なんてこともある。
じゃあどうすればいいのか?
って話だけど、
「私はこう思う」でいいんですよ。
「2回もずるいわ〜」は
おばちゃまの「こう思う」の本心。
それで不快に思う人は
距離をおくわけで、
最高じゃんって思えば、
そのおばちゃまに興味湧く。
ただそれだけのこと。
言葉にも合う、合わないがある。
それはその時の
環境とか心情とか、
さまざまな要素も絡んでくるのだけど、
最終的には
自分の周りには
自分の言葉に
共感する人が残るんだよね。
大人になって
よく連絡して
一緒にランチする友達なんかがそう。
言葉に共感するから
話してて楽しい。
そんなヤツです。
で、強引にまとめますが笑
なおの人生の中でも
響いた言葉集の中に
10年以上経った今も・・・
強烈な輝きで
目がくらみそうになるくらいに
神々しい光を放っている言葉!
「あら〜2回も結婚してずるいこと〜」
です。
なんだかウキウキして
そうなんですよー・・・と
続きを話したくなるし、
タブーなこと、悪いことって
そんなイメージを一掃してくれる
そんな言葉です。
おばちゃま、ありがとう。
今でも感謝しています
(おばちゃま呼ばわりしてることが
バレたらシメられそうだ笑)
今日もあなたを応援します
ワクワク楽しいいちにちをー!!
なおより