「今」を生きるということ

『今』生きる
震災に関連したお話です。
思い出すと
心が苦しくなる方は
今日のメールは削除して下さい。
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詩人書家なおです。
私は生まれも育ちも
そして今も「宮城」です。
数日前から11年前の
あの日の話を
よく目に、耳に、しますよね。
被災地と呼ばれる
ここ宮城ですが、
うちは沿岸部からも離れているので
テレビでやっているような
津波をテレビで知ったのは
電気がついた数週間後。
ラジオでは何度か聞いていたけど
映像はテレビでも
自粛し始めた頃だったのか
いまだに
ほとんど目にしていません。
だから、あの時
リアルに映像を見た
他の地域の人たちの方が
ショックは大きいのかもしれません。
津波の被害にあった現地のことは
海沿い出身の母を連れ
地盤が下がった母の実家へ訪れた
その年の夏になってからでした。
海まで歩いて1分。
のりの養殖業を代々やっていた
母の実家は、
奇跡的に津波の直接被害は
なかったんだけど
地盤が下がったせいで
満潮のたびに
家も海苔の工場も
水浸しになって
しばらくして代々続いたその地は
更地になりました。
きっと今日は(記事の執筆:2022,3,11)
たくさんのテレビ番組や
情報が
あの日の追悼だと思います。
実はこのメルマガ
3回目の書き直し(笑)
あえて言わなくていいかな、
こんな話題やめた方がいいかな
被災地だけど
そこまでの被害がなかった
私が語るのは
違うよね・・・
そう思ったんだけど・・・
勝手に手が文章を打っていく(笑)
なので、このまま
あなたにお届けします。
ひとつだけ、
できればたくさんの人に
心に留めておいてほしいこと。
「当たり前は当たり前じゃない」ってこと。
・毎日家族が揃うこと
・ご飯が食べられること
・電気とか水道とかのライフライン
・おうちで寝ること
・仕事ができること
いつもは当たり前なんだけど
あの日、そんなに被害がなかった
宮城の真ん中でも
これらが当たり前じゃなくなった。
そして命の保証もないことに
気づいたんだよね。
だからね、
命は有限で「今」って
本当に奇跡で
やりたいことは「今」やる!
なんです。
子供が大きくなったら・・・とか
来年に・・・とか
落ち着いたら・・・とか
その気持ちもすごくわかります。
だけどね、
「明日」が絶対に確実にあるって保証は誰にもない。
自分の「生」を精一杯
楽しく面白い人生に
「今」を生きてほしいなって
そして私自身も
これからも「今」を見て
生きていきたいなって思います。
読んでくれてありがとうございます。
今日もあなたを応援します!
ワクワクで楽しい
「今日」という
いちにちを過ごして下さい!
なおより