クリスマス完全無視のスーパー
こいづ、ねがったらば
年越せねっちゃわ〜
(宮城言葉:これがないと年越しができません)
みたいなヤツを生み出せばいい
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こんにちはー、詩人書家なおです。
昨日、近所のスーパーに行ったら、入った瞬間、目の前に正月飾り。
クリスマスなんてもうまるで「完全無視!!」
田舎ならではの光景・・・
(野菜コーナーには、柚子湯のパックね。あ、今日ですね、冬至は。)
※メルマガにて12月22日配信
高齢の方にとっては、イベント重要度が
クリスマス<正月
なわけですね。
(ちなみに・・・クリスマス<冬至でもある)
ここを、スーパーの人って、めちゃくちゃわかってるな〜って思いました。
老人の憩いの場となっている、このスーパーで
クリスマスの大きなケーキや、ケンタッキーの肉詰め合わせ(なんとかバーレル?!とかいうやつ)
コイツら推してもそんなに食べないし
そもそも1人暮らしだし
コロナで息子娘だの孫は来ないし
そう。「売れない」んですよ。
でも、高齢者は「正月」「年越し」には
水を得た魚のように張り切って準備します。
(介護の仕事してた時、認知症の人の、目に光が灯るのは、確実にこの時期 笑)
ここ、宮城では・・・
年越しには「ナメタカレイ」の煮付けを食べる風習があるんだけど、
(子孫繁栄だので縁起いいらしいという)
これね、年末になればなるほどお値段がアホみたいにガンガン上がるんですよね。
高くても新鮮なの買う、高齢者心理をうまく、ついています。
(うちの母は早めに買って冷凍してるらしい)
私たちの世代では、もうあんまり「ナメタ」食べなきゃ年越せないぜ!!!
なんて人は、多分、あまり・・・いないとは思うんだけど、
本当、高齢の方達は
「それがないと!!年は越せない!」
なんなら死んじゃう!!
くらいに
超真剣モードなのです。
出せば売れる!必ず売れる!ナメタカレイ!
それがわかっているから、スーパーも大晦日に向けて
容赦なく値段を「これでもか!」と強気にあげるんですよね。
でね・・・
なんでこんな話してんのか?というと・・・
『需要と供給』の話
(ああー、熟語使うと難しくなった、やだわー笑)
筆文字作品やアート、ハンドメイドとか、
イベントやネットで販売している人も多いかと思うけど
よく聞くのが「なかなか売れないな〜」っていう
「良いものなのに売れない問題」
ここでね、考えてみて欲しいんです。
あなたのその商品は・・・「ナメタカレイ」になってますか??
これがないと!!
どうしても手に入れないと!!そんな状態になっていれば間違いなく飛ぶように売れる!
昨年の「マスク騒動」を思い出してみて下さい。
あの時、マスクを作ったハンドメイド作家さん。
即完売していました。
本当に文字通り「飛ぶように売れる」を
私も目の前で見てました。
まあ、あれは異例の事だったけど
普段の生活でもよーく考えていくと、意外とあるものなんですよね。
筆文字なら「年賀状」とかね。
そのドンピシャの
「需要」を意識して考える。
そうやって年中考えてると、正月のスーパーの見方も変わってきます。
私にとっては、何気ないスーパーの買い出しも
ディ◯ニーランドみたいなワクワクなんです笑
今日もあなたを応援しています!
ワクワク楽しいいちにちをー!!!
なおより