「かく」ことが好きな人2つのタイプ
先日、受講生さんとのやりとりの中で
筆文字とかアートとか
「書く」「描く」ことが好きな人には
2通りあるなあって
改めて感じました。
自分ってどっちかな?って
思いながら読み進めてみて下さいね。
大雑把に分けると・・・・
1つ目のタイプが「職人タイプ」
書いて書いて書きまくり
良いものが出来た!
そこまで妥協をせずに夢中になる人。
2つ目「先生タイプ」
書いているうちに
常に「誰か」が頭に浮かぶ
その人が喜ぶことをしたい!
他人の喜びが自分の喜び!
そう感じる人。
どちらがいいとか悪いとかそういうことじゃないです
職人タイプは・・・・
時間を忘れるほど好きなことに没頭できる
最近、私はそういう人のことを
尊敬の意味を込めて
イカれた変態と呼んでいます
変態=何かを極めている人
プロだからです
プロは妥協しません。
追求、研究に努力を惜しみません。
だから常に「良いもの」を
提供しようと全力を尽くします。
そのためには
「良いもの」を創り上げるために
投資(時間とかお金とか)も惜しみません。
先生タイプは・・・・
常に「誰か」のために
これはあの人喜びそう
こっちは〇〇さんが好きそう
人を笑顔にすることに喜びを感じます。
人の気持ちを汲み取る能力もあって
「人と触れ合う」ことが好きで
繋がりや仲間を大事にします。
だからこのタイプの人は
人にわかりやすく伝えることに対しての
プロですね。
あの人がこれを知って喜ぶ・・・
そこまでの努力を惜しまない
そのために投資(時間やお金)します。
この2つのタイプ
きっと両方当てはまる人が大半だと思います。
どちらも「プロ」です。
自分は
どちらの比重が多いかな?!
そんなことを
じっくり考えていくと
あなたの方向性が
うっすらと
見えてくるんじゃないかな?って思います
まあどっちもあっていいし
どっちかでもいい
(え?!身も蓋もないじゃん、この話)
じゃあ、なおはどうなのよ?
「詩人書家」などと名乗る通り
書道アートで「言葉」を書き
それを販売することで
収益を得て「お仕事」としています。
他にも私の「お仕事」の種類はあるのですが
ここまでは
2つのタイプの
「職人タイプ」にあたります。
ご依頼いただいたお客様へ
毎回最初に私が伝えることがあります。
「出来上がった作品を見て、もしも気に入らなければ全額返金します」
小さなイベントだろうが
大きな作品だろうが
材料が高価な作品だろうが
全てのお客様へ
そう伝えるんです。
伝えた瞬間
お客様が怯むのがわかります。
先日も
材料費などの見積もりで
約、7〜8万円の作品だったのですが
同じことを伝えたところ
「普通は
そこまでの労力や材料費はいただくものだよ。
それがビジネスなんだから。
そんな事を続けていけば赤字になるよ」
そう助言もいただきました。
だけど嫌なんです!!!
ちょっとなあ・・・・
見るたびにそう思われて
飾るのを躊躇され
物置にひっそりと置かれている・・・
そんな作品の末路・・・
あなたなら耐えられますか??
それならいっそ
返金してしまった方がいい
そして
「お客様のイメージとは違う」という
現実を受け入れ
さらに良い物作りに没頭していきたい。
わかってくれる方だけが
購入いただければいい。
そんな「頑固オヤジ」のような私でありたい。
常にそんな気持ちです。
あなたも、もうお気づきかもしれませんね
これじゃ「仕事」としてやっていけないんじゃない?
そうです。
このマインドでは
ガンガン収入を増やしていくのは無理です。
職人タイプでも・・・「お客様寄り添い型」なら収益を上げていけます
「デザイナー」っていうんでしょうか?
お客様の満足するものを作る!って事です。
書道で言うならば・・・
「お手本を真似て展覧会へ出展する」に
近いです。
お客様のイメージ通りになるよう
何度も話し合いをして進めていきます。
この時
「自分」を消さなくてはいけません。
自分の「良い」は
お客様の望む「良い」ではありません。
提案はしますが、最終判断はお客様。
自分の中で100%良いと思えなくても
お客様が良ければ言いわけです。
お客様が満足してくれて
それが幸せ!!!
そう思えるなら
それはとても素敵なことですよね。
実際、「職人タイプ」として
長く商売されている方は
そうですよね。
(画家さんや書家さん、ものづくり作家さん)
私もそうなろうと
努力は少ししてみましたが
如何にもこうにも
「お任せします!!」の
魔法の言葉には勝てず。
そういうお客さんだけを
選ぶようになってしまいました。
(何度も言う通りに直すのは、私には苦痛で仕方がないです)
と、まあここまで
「職人タイプ」について語りましたが
あなたはどうでしょうか?
私の中にあった「先生タイプ」
実はコロナ前から、収入の2本目の柱として
取り組んでいた
「先生業」があります。
対面でも細々とやっていましたが
コロナの影響もあって
オンラインでメインにすることにしたんです。
そう!
私の中には
「先生タイプ」も存在していたんです。
元々、書道で子供たちに教えたいと
師匠の元で2年以上
教え方を「見て学ぶ」ということを
続けていました。
ただ
心の中にずっと違和感というか
なんだかずっとモヤモヤ曇っているような
雨降りそう・・・みたいな・・・
そんな状態だった時の「コロナ!」だったので
考える時間ができて
「やっぱ違う!
伝えたいのは手本通りに書くこれじゃない!」
そう気づいてしまったんです。
そう考えていくと
「先生タイプ」もいくつかに分かれそうですよね。
この師匠についていく!
この部分が
結構簡単ではあるのかなと思います。
「見て覚えろ!」だったけど
一応は
「協会」ってことなので
マニュアル的なものはあるわけです。
自力で場所とかは探して
教室を開くんですが
協会の名前っていうバックアップがあるので
ある程度上手くいきます。
手っ取り早く
収入にすることもできますが
「協会」の意に反したことができないのが
デメリットです。
「協会」に頼らず
独自の方法を伝えていく。
これが多くの人がやりたいと思うところです
・アイデア
・方法をうまく伝える能力
・行動力
頭と体をフルに使わなくてはいけません。
なので
そこまでの「伝えたい!」
伝えた人に喜んでもらいたい!!
その心を強く持っていないと
ゴールに辿り着けず
息切れ、休憩・・・・
そのうちに
まあいいかーってなるんですよね。
きっと
ちまちま作業が好きで
コツコツやった後の
「達成感」を味わうのが好き。
そんなあなたなら
そのハードルもワクワクして
ふわりと軽やかに飛び越えれるんじゃないかな?
そう思います。
まとめ
★職人タイプは・・・・
・頑固オヤジタイプ
例:好きなものを作るぜ!
俺の作ったラーメンスープ最高だろ?
わかるやつだけ食いにこいよ!
・デザイナータイプ
例:あなたの笑顔が私の喜び!
あなたが満足してくれるまで
何度でも手直しOKです
★先生タイプ
・有名なところの先生
例:あの先生なら安心だね。
守られてる安定感。
将来も安定。
・誰それ?へー!!な先生
例:好きなことやるぜ!!
バカとブスは東大へ入れ!
わかるやつだけついてこい!
まとめてみたら・・・・
最後が
ドラゴン桜になってしまった笑
あなたはどのタイプでしたか??